2025年11月に行った市川市動植物園レポの続きです。
市川市動植物園にはレッサーパンダは何頭いる?園内マップ
さて、紅葉レッサーパンダを1番の目当てに訪れた市川市動植物園ですが、魅力的なレッサーパンダが沢山飼育されています。
飼育頭数はおそらく国内有数ではないでしょうか?現在7頭の個体が暮らしています。
(少し前はもっといた印象です)

動物園のエリアは大きく2つに分かれており、その中でレッサーパンダの展示場は3つに分かれています。一つは入口に近い方にある家型の1号舎🏠で、建物を挟んで大放飼場と小放飼場があります。もう二つは西側のエリアにあるケージ状の建物で、横並びに2号舎と4号舎が存在しています。「あれ、じゃあ3号舎は?」と思ったのですが、どうやらキツネザルを飼育している建物が3号舎にあたるようです。

1号舎の内部は部屋が左右二つに分かれているのと、放飼場は割と広々としていて見ごたえがあるので、体感としては大放飼場・小放飼場・2号舎・4号舎の計4施設に分かれているように感じてしまいます(^_^;)
大放飼場は前回の記事で紹介したソラさんが過ごしているわけですが、小放飼場の方は今は亡きソラさんのお母さんであるナミ♀さんが住んでいたようで、現在は空き家状態です。

1号舎の左側の部屋には、ナミさんの思い出の写真の数々が飾られており、胸が熱くなりました。飼育員さんやファンの方をはじめ、沢山の人に愛されてきたことが分かります。
彼女は2023年9月4日に21歳でこの世を去りました。レッサーパンダ界では大往生です。
1号舎には2頭、2号舎と4号舎にはそれぞれ4頭のキャパがあるので、最大10頭のレッサーパンダが収容できると推測できます。
レッサーパンダ達にとっては柵に囲まれたお部屋と、開放感のある屋外放飼場はどちらのがいいのかなぁ…とふと考えました。
写真を撮る身としては柵がないのはとてもありがたいのと…素人目線で私が一見すると、放飼場の方が気分が良さそう!などと思ってしまいますが、いつか飼育員さんに聞いてみたいですね。それぞれのメリットがあるかもしれません。
今は誰も住んでいない第二放飼場は次は別の子が住み始めるのかな…?期間を空けるのは前の子の匂いを薄めるためとかなんでしょうか?わざわざ今の住み慣れたお部屋を変える必要がないからですかね?
不思議がいっぱい。笑
西側エリアに向かい、ライチくんにご挨拶
そんなわけで猿山を越えて…


西エリアに行くと正面に4号舎のレッサーパンダケージが見えます。

4号舎で1番手前に住んでいるのはライチ♂くんです。2005年6月25日生まれで、この子もソラさんに次いでお歳を召しています。

動きはゆっくりで柵の近くをぐるっと歩いたり奥で丸まって休んだり。
どうやら左目が少し不自由そうです。でも、しっかりバランスをとって問題なく色々な場所を歩き回っていました。

彼のお部屋はこんな感じで我々から見ると奥行きのある形になっています。端っこなので、側面から様子を眺めることもできますよ。
パトロール中のイチマルくん

その隣はイチマルくんのお部屋。

イチマル♂くんは2009年7月4日市川生まれ。ライチくんの子供です。穏やかで、人懐こい性格とのこと。

キリッとしたお顔がいいですね。イケメンです。
基本的にはせわしなくお部屋をぐるぐるとパトロールしており、時たま右手奥にある台の上で一休みをしていました。ここがお気に入りの場所のようです。

足でかいかい中。
となりに落ち葉のプールも置いてありましたが、そこにはあまり見向きせず…?
しばらく観察していると、左隣のライチくんを何度か気にするようなそぶりをしていたような気がします。こんなふうにケージ越しにお隣同士でコミュニケーションが取れるのがこの展示形式の良いところですね。
まんまるぬいぐるみのようなテルちゃん
その隣はテルちゃん♀。
2010年7月10日に長崎バイオパークで生まれました。
その後2011年11月に浜松市動物園の移動を経て、2018年2月1日に市川に来てくれました。

浜松市動物園ではチイタくんとの繁殖を目指していたようですが、残念ながら実を結ばず、新たなご縁を結ぶために市川へ移動してきたとのことです。
おそらく年齢を考えると現在は繁殖の対象ではないかもしれませんね。

しかしながらテルちゃん、私が見た時はずーっと寝ていました。きっとお気に入りの木なのですね。気持ちよさそうなお顔だけちょっぴり撮れました。
あまりしっかりお顔が見えていないですが、上の写真は結構お気に入りです。笑
全体的にまるっとモコモコとしており、お顔の毛は薄い印象です。ぬいぐるみ色が強い!
テルちゃんの左隣は活発にパトロールする明登(メイト)くん

メイトくんは2013年6月20日生まれの男の子♂です。
のちにご紹介する梨花(リーファ)ちゃん、優花(ユーファ)ちゃんと共に人工哺育で育った三つ子のうちの1頭です。
メイファ(明花)お母さんは子育て真っ只中の2013年9月に急逝してしまったのですが、3頭は仲良く、そしてたくましく成長し、今も市川zooで暮らしています。
それぞれの名前はメイファちゃんから1文字ずつ譲り受けて付けられました。


メイトくん、活発にゲージの中を歩き回っていました。立派なお爪がちらり。
個人的にはイチマルくんにちょっと似ているなぁ…と感じました。
それもそのはず、同じご両親(メイファちゃん♀×ライチくん♂)から生まれたので兄弟に当たります。
帰宅して写真を見比べた際、はてどっちだ?と混乱することがあったのも頷けます。
メイトくんもキリリとした眼差しが素敵ですね。

じっ…と観覧している子供を見つめています。
レッサーパンダの体重測定
2号舎・4号舎の真ん中に先月の体重測定の結果が貼り出されていました。

1番重かったのはテルちゃんでした。
大好物のりんごやさつまいも、美味しい笹をたくさん食べちゃうそうですね。かわいい…
健康には気を付けていただきたいところですが、その魅惑のわがままボディはどうかそのままで…と思ってしまう著者でした。
まとめ
もちろん陽は時間帯によって当たるのですが、少し木々に囲まれたような場所に建ってるので手前は暗く、特にライチくんのお部屋なんかはなんとなくひっそりした雰囲気を感じました。檻の形状もL字になって奥まっているからかもしれません。
とはいえここは夏はいくばくか涼しいかもしれないですね。
寒い地域に生息するレッサーパンダにとってはよい環境かもしれません。
思い思いに過ごす2号舎の愉快なレッサーパンダたちでした。
続きます。
【紅葉レッサーパンダ】市川市動植物園レポ①はこちら
【思い思いに過ごす2号舎のレッサーパンダを紹介】市川市動植物園レポ③はこちら

